玉島
- Switch Staff
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こんにちは、スイッチの村上です。
前回の赤木さんのブログで
ブログ係の4人、すべて回ったので、
今回から2クール目に突入です。
先日めずらしくクリエイティブな体験をしたので、
さもいつもキレッキレな人間のように書きつらねたいと思います。
友達に誘われて岡山市玉島にある
「IDEA R LAB」(イデア アール ラボ)という場所の
ワークショップに参加しました。
何のワークショップかというと…
「はた織り(ハタオリ)」です。
はた織りでタペストリー作りを体験してきました。
参加料はなんと500円(お茶とお菓子付き)
※作ったタペストリーを持ち帰る場合は1000円プラス
はた織りの中でも「さをり織り」って知ってますか?
家庭科が苦手な私は全く知らなかったですが、
このレトロで素敵な機械が
「さをり」と言うそうで、
この機械で編んでいきます。
机には、カラフルな糸と布がモリモリしていて
よし、デザイナーとしてここは優れた色彩感覚でサクサク作ったろ!
…なんてことにはなりません。
デザイナーだからと言って色彩感覚がある訳ではなく…
優柔不断に優柔不断をふりかけたような奴なので
選択肢が多すぎて軽くパニックに。
何もしてないのに汗が出る。
扇風機を出してもらったりしてなんとか切り抜け、(みなさん優しかった)
半ば無理やり編んでいきました。
すると、なんということでしょう。
あれ?いい感じかも
それもそのはず!「さをり織り」の理念は
誰からも教わらなくても、思いのまま作れること。
色も素材もとにかく自由で制約がないそうです。
「考えるな、感じろ」
ということでした。
どんな色を選んでも、素敵な感じに仕上げてくれます。
素材の中には糸や布、ハギレの他に
「電気コード」
「イヤフォン」
「カセットテープのピロピロ」
「ふわっふわの何か」
「てかってかの何か」
もありました。
なんでも優しく織り込んでしまうさをりに母性すら感じます。
そもそも「IDEA R LAB」は
日本初の「クリエイティブリユース」の拠点
だそうです。
クリエイティブリユースとは????
家庭や企業から日常的に生み出される廃材をそのまま廃棄せず、
人のクリエイティビティー(創造性)を使って、
これまで見たこともなかった素敵なものに
生まれ変わらせる取り組みのことだそうです。
ラボの近くの古民家をギャラリーに改造中とのことで見せてもらいました。
輪ゴムや小さくなった鉛筆などの
誰かにとっては「ゴミ」ともいえるものを
「素材」として展示しています。
クリエイティブリユースの魅力は、世の中で余剰なものや不要なものと思われているゴミや廃棄物が、「何ものにも代え難い価値をおびたり、コミュニティや地域をゆるやかにつなぐ潤滑油になること」だそうです。
そしてラボは1泊2000円で宿泊できるそうで…
そんなこんなしていたら、
流れでご飯を食べていくことに。
それぞれみなさんほぼ今日が初対面というびっくりな状態。
流れで一泊することに…。
母には「今日はじめて会った人のところに泊まって帰る」と
誤解されそうな連絡を入れ、
朝。
そんな1日でした。
帰り道は初めて通る玉島の景色が綺麗でした。
これから玉島がどんな風に変わっていくのか、見逃せません。