ディレクションスキルはこんなとき役に立つ
- Switch Staff
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こんにちは、株式会社スイッチの技術担当、三宅です。
メインは技術屋ですが、最近はディレクションをすることも多くなってきました。ディレクションとは、企画・提案、構成やスケジュール管理、進行管理などをする、いわゆる「監督」のようなものです。
実際にどのようなことをしているのか、先週行われた大きなプロジェクトに添って、紹介させていただこうと思います。
チームのスケジュール管理
まずどんなプロジェクトをするにも、チームワークが必要です。無理なく最適なスケジューリングを行うことが、成功を大きく左右します。
今回のプロジェクトメンバーは4人だったので、一人ずつスケジュールの確認をとっていきます。
まずはカリヤさんに、
「今週の金曜日か土曜日、どうですか?」
と聞いてみました。
「金曜日ならオッケーです」とのことでしたので、土曜日は選択肢から消えます。一人も欠かすわけにはいかないので。
次に、他の2人のメンバーにも「金曜日どうですか?」と聞きます。
2人ともオッケーだったので、金曜日に実施することが決定しました。
納期と情報収集
まず納期ですが、カリヤさんともう一人は終電があるので、それまでに終わらせる必要があります。
加えて、駅になるべく近い場所で行うことで、僕以外の3人は帰りが楽です。
また、とにかく飲むというのが目的なため、飲み放題があることが望ましいです。
よって情報を整理すると、「駅に近くて、飲み放題があり、終電までに間に合う程度で十分に楽しめる」ことが必須条件となります。
ここで察しのいい方は気付いたかもしれませんが、これは飲み会の話です。
手段
最後に、店に向かうための手段を考察します。
タクシーが最良だろうと思いましたが、もしかしたら他のメンバーに聞けばもっといい提案があるかもしれません。
自分だけで決めようとせず、現場の意見を聞くこともディレクターに求められる重要なスキルです。
社員O「タクシーでいいと思います」
社員F「4人だったらそんなにコストもかからないので、タクシーでいいと思います」
うんうん。
カリヤさん「タクシーでいいかとも思いますが、博物館前でももチャリを借りて自転車で行くという手もあります。一案としてどうでしょうか。」
・・・!?
さすがカリヤさん、発想が違います。正直他の手段といってもバスくらいだろうと思ってたので、まさかももチャリというワードが出るとは驚きでした。
しかしどう考えてもタクシーのほうがいいですし、自転車は疲れます。
ただ、「疲れるから嫌」なんてことは絶対に言ってはいけません。仕事で言ってはいけない言葉ベスト3に入るくらいのダメなやつです。
ももチャリよりもタクシーのほうがいいという理由を必死で考え、説得します。
「ももチャリだと博物館まで徒歩で行かなければならないので、だいぶ早く出発する必要があります。リスクを考えたところ、コストは少々かかりますがタクシーのほうがいいと思われます」
これにはカリヤさんも納得してくれたようでした。よかった。
こうして・・・
男4人で、楽しくおいしいお酒を飲むことができました。
これもディレクションスキルのおかげですね。
最後に
今回の反省点は、「お酒はたくさん飲みたいから飲み放題で、食べ物は自由に頼みたいから通常オーダーにする」という考えだったのですが、お店に入ったのが金曜日の21:30というかなり忙しい時間で、人気のメニューがほぼ品切れだったという点ですね。
はものてんぷら、食べたかった・・・。
失敗した点を反省し、次のプロジェクトに活かすのもディレクターの大事な仕事です。
また飲みに行きましょう!
それでは、また。